会社に期待していないわけはない
弊社では四半期に一度、全社員を対象にした社員会を行っています。
四半期の業績やこれからの展望、そのほか会社としてのニュースがあれば情報共有を行います。
ただ忙しい現場。最近は出席率が低下しています。
準備をするこちらとしてはまあ仕方ないかな、という気持ちです。お客様対応があればそちらが優先に決まっています。
社長としてもそこをうるさく言うつもりはなく、こういう言い方はなんですが「アリバイ作り」のような思惑も…(「全社に向けて言ったからね」ということですね)。
もちろん終了後に資料などは共有していますが反応なんてありません。
社員にとっても「まあいつもの」という感じなのかなと思っていました。
ところが最近若いメンバーと話す機会があって「社員会の出席率が低いのってちょっとどうかと思います」という直球をぶつけられました。そうか、そんなに期待してもらっていたのか、とハッとしました。マンネリ化していたのはわたし自身でした。
社内のニュースというのは良いものもあれば悪いものもあります。
あまり突っ込むと難しい話になりそうだな、と突っ込んでいくことを避けていたのは事実です。終わらせることが目的化していたことは否めません。
社員会で共有されたものがどんなものであれ最後は「前向き」になっていないといけません。その設計をすることをすっかり忘れていました。お恥ずかしい。
出席率が低いことの責任の大部分はこのイベントの設計者であるわたしにあります。
そうなんです。こんな簡単な、単純な、大切なことを忘れていました。社長の姿勢に共感しちゃいかん(笑)。
次の社員会ではわたしはできる限りのことをしようと思います。「何をいまさら」と思われるかな。「なにやってんの」と思われるかな。まあ、いいや、そんなの。
きっと彼女がついてきてくれるはずです。