人材開発のグランドデザイン
開発と運用に関わっている社外の研修プログラムがあります。
新人向け、カテゴリー別、基礎編、応用編などバラエティ豊かなラインナップです。
しかし最近、集客に苦しむことが多く、テコ入れをしています。
たしかに技術の推移をキャッチアップしているとは言い難いですし、多くの業界で構造変化が起きていることにも対応していません。
そこで新規講座、新講師を立てて講座をつくろうとしているのですが、どうも「小手先、技術、ノウハウ、テクニック」のトピックになりがちです。もちろんそういった情報も大切ですが、もっと骨太の本質的な内容の方が、知識としても陳腐化しにくいです。
そこで人材開発のグランドデザインから考えなおすことにしました。
どんな職務の人がいて、どんなスキルが必要で、どんなステップで成長していくのかを整理しようということになりました。
と書くととても簡単なようなのですが、実はこの研修プログラム、対象者の範囲が広く、職務内容も多岐にわたっています。しかも一定のサービスに関わっているので、対象者がとても複雑です。
だからこそこれまでグランドデザインを考えることがなく、スキルごと、カテゴリーごとの研修だけが組み立てられていました。
今回はそこに思い切って切り込んでいくことにしました。
時代の変化が大きいからこそ、根本に立ち戻り、自分たちが顧客に提供している価値はなにかよく見定める必要があると考えたからです。
変わっていくものと変わらないものをしっかりと見定めていきたいと思います。