総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

スタッフ職、いわゆる非正規雇用の正社員転換

スタッフ職メンバーの登用制度を考えています。
非正規雇用者の正規雇用化という社会的な要請もありますが、スタッフ職の人に余人を持って代えがたい人がいます。

本人たちにヒアリングをしたのですが、ちょっとアタマを抱えています。
というのは、働く理由があまりにも多様だからです。働くことよりも優先することがあったり、働き方について自分なりの考えを持っていたり。

非正規雇用者を正規雇用化すればみんながハッピーになる、なんてことはないです。
もちろんこれは予想していたことですが、あまりにも多様で政策になりづらい(笑)。

ということは、これはスタッフ職の雇用施策というよりは、ダイバーシティに対応した雇用制度構築なのでしょう。
働く人起点で考えるといろいろなことが見えてきます。会社視点で考えるだけでは十分でないですね。