総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

人事のターゲットは誰か

どんな制度をつくろうと、経営がやりたいこととかけ離れていては意味がありません。
正しい人事制度は役に立ちません。正しいものをつくっても結局は「経営がやりたい運用」になっていくことが多いです。制度をつくって経営を縛ることはできません。人事制度は法律とは違うのです。

もちろんこの狭間に経営も悩んでいたりします。
「こうあるべき」と「こうせにゃ進まない」。本音と建前でいうところの経営の本音を否定したり避難しても効果はありません。

だからこそ、経営が驚くような、経営の意識が変わるような提案が必要なのだと思います。
人事といえば組織、人材がターゲットのように感じますが、最も変化させるべきターゲットは経営です。

人事が出せる数値、状況の可視化、そしてあるべき姿を経営とどれくらい共有して議論できるかが最も重要なポイントなのだと感じています。
それができてこそ、人事のプロフェッショナルなのでしょう。がんばります。