総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

採用面接はお互いを理解する機会に

今日はキャリア採用の面接を行いました。

書類を見る限りスキルはちょっと足りない、キャリアもちょっと足りない・・・。
という方でした。なのですが、ちょっと気になる箇所があり、そしてそれが捨てがたいな、と感じたのです。

ですから通常の一次選考のように部門のメンバーが出るのでなく、私がひとりでインタビューをすることに。
そして面接という雰囲気でなく、お互いを理解する場にしましょうという前提で進めました。

まずは弊社の説明を30分くらいかけて行いました。
いきなり応募者のことを尋ねるのでなく、まずは弊社のことを知っていただくのが重要です。
業界のことはなんとなくご存知の方だったので弊社のポリシーや特徴をお伝えしました。

はじめはずいぶん緊張されていたようですが、何を求められるか、何に貢献できるかがイメージできたようで、ご自身の経歴もそれに沿ってご紹介いただけました。結果、お互いの接点を確認する機会になりました。

私としても「捨てがたかったポイント」がやはりキラリと光るものがあったので、次のステップに進んでいただくことにいたしました。

小さな手がかりを見逃さず、手間をかけて人をみていくことは大切だな、と感じました。