総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

大雪トラブル

2016年1月18日、本日、関東地方は大雪に見舞われました。

前夜の段階では雪の予報だったものの、雨。
気温もそれほど低くなかったのでこのまま雨かな、と。

しかし朝目覚めると、真っ白。ベランダの手すりには6センチ以上の雪が積もっていました。

メディアの交通情報によると鉄道は軒並み遅延か、運転間引き。悪いところでは運休です。

こういう日でもなんとかオフィスに行こうとする人たちで駅はごった返していました。
日本のサラリーマン的美徳に恵まれていない自分は、個人的には休んでしまいたいところですが、総務という役割上、そういうわけにもいかないのです。
社内へのお知らせとしては「無理して出社しなくてよし」ということを出しますが、そもそもそれを判断してアナウンスするのが自分の仕事ですからそのタスクのために出社することになるのです。

寒さのなか待ち続け、いつもは1時間10分で到着できるところ、2.5時間…。
ぐったりです。

社内にも人は少なく全体的にのんびりしたムードです。

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こういうトラブルがあったときのこの疲労感、とても無駄です。
思い出作りにしかならないよな、といつも思っています。
こんな日に無理してオフィスに出たからといって一体何になるのか・・・。不要不急の仕事がない人はお休みしていいと思うのです。

年功型で勤務態度が重要な評価基準だったからいけないのでしょう。
「がんばって来ている人がいるのだから、あなたもがんばりなさい」という空気…。
どうしてもその基準から抜けることができないようです。

要するに「成果で評価する」というのがまだできていないのですよね。
時代が大きく変わってきていても会社の意思決定や判断が大きく変わらないのはここなのだと思っています。
成果を評価すると言いつつ、空気を読みながら、まわりに迷惑かけずに、という人を大切にするという。
それ自体は決して悪いことではないのですが、それでは成果の正しい評価にはなりません。

さらにもう一ついえば、「成果」というものを定義することもできていないように感じるのです。

この状況をなんとか変えたいなといつも考えています。