人は同じように理解できない。いつもいつも感じています。
職務上、人に指示をする機会が多いです。
・タイムカードシステムの入力の仕方
・会議室を使い終わって出るときにやってほしいこと
・自分のキャリアをふりかえるためにこの紙に、最もインパクトのあった経験を書いてもらうこと
・アルバイトの面接の日程調整のために、このURLにアクセスして日程を選んでくださいという指示
人間というのは本当に難しくて、同じ指示の仕方でも誰もが同じ行動をするわけではないということです。同じではないので出てくる結果も当然ちがいます。
「受け止め方」が全然ちがうんですね。
「なんでこれでわからないんだろう」ということもあります。99人ができるのに1人だけできないという人もいます。
だからこそ、指示をするときはその1人を想定してつくります。
・どんな人にでも注意を引かれる方法で
・出すべき結果は何かが見て取れて
・自分が起こすべき行動の選択肢がただひとつである
ような指示を掲示したり、メールしたり、口頭で伝えたりしなければなりません。
そんなことをぐずぐず考えていると人事評価シートを提出してください、という指示に30分もうなっていることがあります。
直接本人に伝えればいいんですが、それじゃこちらの連絡に瑕疵があると最初から認めているようなもんです。わたしはそんなこと気にしませんが、会社からの正式な連絡がそれじゃまずい(笑)。
いつもいつも考えています。