総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

ひとが生きている会社、生活者としての社員、社員の人生

とある部門長とその部門メンバーへの面談を引き続き行っています。

 

今日は、部門のベテラン。社内でもベテランのメンバーでした。

今回のインタビューのテーマは「これから」です。そのメンバーとは自然に定年退職の話題になりました。そうか、もうそんなことを意識するご年齢なんですね。

 

とても素敵な夢と希望をお持ちのようです。

個人的なことですから詳細にはお聞きできませんでしたが、10年後、20年後の生活についてとても楽しみな計画を聞けました。

定年退職を意識する年代ですから、「いまさら会社への不満とか(笑)。そりゃありますけど、そういうものでしょう」というベテランらしい割り切り。若いメンバーと会社のあり方や、自身のキャリアについて議論をしたのとはまったくちがう雰囲気です。

 

お話を聞いていて、いろいろあったけどとてもいい職業人生を歩んでこられたのだな、と感じました。

 

人生の残り時間を現実的に考えたとき、悩むべきこととそうでないことがわかってくるのかもしれません。社員の人生、職業人生でなく生活者として生きているその人の人生。そこにも影響のある仕事なのだな、と強く思いました。