営業担当の方とずいぶん話しました
いつも営業担当の方の文句ばかり言っているのですが、今日は珍しく色々と話しをしました。
今日、お会いした人材紹介会社の営業担当の方にお会いするのは二度目ですが、前にお会いしたときも「こんな狭い業界のことをよく知っているな」と感じていました。
具体的な案件のことに始まり、業界の共通の問題、この業界の会社が犯しがちな間違い、現場が抱えている不満。彼は多くのことを知っていました。そして知っているとともにそれらの問題に対してとても怒りを持っていました。
「わたしはこの業界が伸びていくことで世の中はもっと良くなっていくと思うんです」とはっきり言っていました。若者特有の青臭さは否めませんが、業界のなかにいてもそんなに強い想いを抱いている人は(わたしも含めて)いないかもしれません。
彼がこの業界を担当することになったのはまったくの偶然だったそうです。
新卒採用の際にこの業界のトップ企業を受けたことがあり、そのときのことを思い出して勉強しなおしたそうです。
そして実際の人事担当者、経営者、求職者に会うにつれて「このままじゃいけない、優秀な人が多くて、可能性もあるのに、もったいない」という怒りがわいてきたようです。
その想いがどこまで通じるかわかりません。たかだか人材紹介会社の担当者に何か変化が起こせるかどうかわかりません。
でもその怒り、わたしがしっかりと受け止めました。
わたしも日夜、そう思っています。「この業界の人たちはもっと評価されていい。自分たちのプレゼンスを向上させることにもっと必死にならないといけない」。
この何年間かずっと考えていることに、思ってもみなかったところからエールをいただきました。
わたしの仕事の価値をもう一度見直したいと思います。