キャリアで育むべき自信
今日、社内の若手メンバーの一人と面談。
採用関係のコンテンツのインタビューということで、入社から現在までを振り返ってもらったら、とてもよいリフレクションになりました。
わりと順調にキャリアを歩んでいるのかな、と考えていたのですが弊社のキャリアの王道を歩んでいるわけではないようでした。担当部門で本人が次のレベルの意識になる前にステップアップしており、「次」を意識する前に次のステップに移っていることが多かったようです。
ですから通常のステップで歩んでいる人よりもちょっとだけマインドが混線していました。
ただ、そのように早め早めで次のステップに移るのは、本人の高い能力を見込まれてのことです。実際にキャリアが上がっても実力を発揮して頼れる戦力になっています。
とはいえやはり本人にとっては不安な現場ばかり。いくら周囲から「できている」と言われても、自身の考える仕事のクオリティとは差があります。その差は努力でうめられるものなのですが、早いキャリアステップで来ているため自信が十分に育っていません。
いま放り込まれている状況で着実に成長しているものの、いつか「迷い」が生じてしまうのではないかとわたしは危惧しました。うまいこと自信が育めればいいのですが、この1年弱で、その成長が遅いことが見て取れました。
キャリアの節目では人事からフォローする必要があるな、と感じました。