総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

夏は考える期間

弊社では秋から採用が動き始め、年度替わりの3月を過ぎて5月くらいまでなんとなくバタバタしています。

ですから夏はものを考える時間です。夏休みの研究のような。

 

昨年の課題は人事評価制度が問題でそのメンテナンスに着手をしました。そして今年の春に無事スタートしています。

 

今年の課題は、「弊社の人事的課題」です。大きく出ましたが、なんだかいろいろとモヤモヤしているのです。あちこちにほころびがあるのですが、その一つひとつを追いかけていると、別のところが次々と…。なんか狐に化かされているような感じさえあります。

わたしも弊社に来て8年になります。もう完全に中の人です。自社のことを見るときにはもう偏った見方しかできなくなっています。それで問題を掴みきれていないのだと思います。ですから今年は、人事のフレームワークや学問を勉強しなおして、問題と課題をしっかりと定義したいと考えています。

 

イチロー選手がある人にインタビューを受けているのを見たことがあります。

イチロー選手はどうやって問題に対処していくのですか?」と問われると彼はものすごく怒った口調で言いました。

「問題がなにかを見つけるのにいちばん苦労するんですよ!問題が簡単にわかるんだったらそんな楽なことはありません!」そんな感じのことでした。

 

世界一の野球選手の一人であるイチロー選手でさえ、問題の見極めを最も重視していることがわかります。

たくさんの人と話をして本当の問題にアプローチします。