正しい疑問を持つには。
正しい疑問を持つ、というのが正しい解へたどり着ける唯一の方法でしょう。
最近着手しているのが、人事等級制度のメンテナンスです。
数年前に導入して、これによって社内の給与のバランスが大きく変わりました。
数字をこねくりまわしているのですが、格差が大きくなっていることが窺えます。これはある程度予想していたことです。そして働きぶり、成果、評価を見ればこうなるだろうな、という部分もあります。
しかし、わたしの脳裏にあるのは「恩恵の配分はこれでいいのか」という疑問です。
目立つ人にばかり恩恵が偏っていないだろうか、もっと恩恵を受けていい人がいるのではないか、などとちょっとした違和感がよぎります。
この違和感を集めて、仮説にしてデータで裏付けをしなければいけません。
そしてその先にある「疑問」になんとかしてたどり着きたいと思います。