知りたいのは未来
人事にはいろいろなデータが溜まります。
勤怠データ、給与データ、人事評価、生産性のデータ…。これらのデータをどう使えばいいのかいつも悩みます。
これらのデータを分析すればいろいろなことがわかります。
誰の生産性が高いか、誰の行動に効果があったのか、従業員がどこに不満を抱えているかの仮説。とても貴重な情報です。
でも本当に知りたいのは未来のことです。
これらのデータでわかるのは過去のことです。もちろん過去の積み重ねから未来を予測することはできると思います。でも未来は本当に過去の延長なのでしょうか。前期に人事評価が低かった人は次も低いのでしょうか。そういう人を別の可能性あるポジションにつけることは誤りなのでしょうか。
もちろん評価だけでなくいろいろなスキルや経験のデータを蓄積することで適材適所の配置ができると思います。その解としてタレントマネジメントが提示されていますが、もっとダイレクトにもっと可能性が見えるようにならないかな、と考えています。
そこから先は「アサインするマネジメントの問題」なのだろうとは思いますが、人事はそこにもっと貢献できるはずだ、とぼんやりと思っています。
小さなトライをちょっとずつやるしかないのだと思いますが。