総務人事の日々

渋谷の中小企業で総務人事。本職は人材開発です。が、人事制度の設計からトイレのトラブル解決までなんでもやります。

65歳定年制に思う

社会保険の支払いが滞るため、定年を65歳に引き上げられていくことは既定路線となっています。それどころか70代までそれを引き上げていくこともありそうです。現在の運用ですと60歳で定年になった人を5年間延長して雇用しますが、契約社員や嘱託としての雇用…

新しい複合機の要望は

年度末が見えてくると一気に動きが大きくなるのが複合機関係ですね。 弊社では2社のメーカーさんの機械を使っています。 営業さんの攻勢が強まってきました。 今期は機械の入替えについては「やぶさかでない」というところですのでご提案次第では大きな金額…

長時間労働がクセになってしまうと

人事の悩みのタネと言えば長時間労働。 以前に書いたことと矛盾します。 pogi510.hatenablog.com 全社としてはとても少ないのですが、突出している人が1名…。 過労死防衛ラインに引っかかりそうです。 上記の記事でも書いたように弊社は自由な風土です。それ…

年度末が近づくと、人事等級改定作業の緊張感を思い出します。

1月もあと数日。年度末が近づいています。早いものです。 年度末、人事として最も緊張感が高まる作業が人事等級の改定です。要するに給与改定です。 わたしが構築した人事等級制度の運用が始まって5年が経過します。 同じくわたしが作成した人事評価制度と…

人事の道理がすぐに通じることはとても少ないです。

多くの企業では社長、取締役は現場から上がってきた人のポストであることも珍しくない。だから経営者が経営のプロであるとは限らない。 もちろん、経営職に至るまでに現場で仕事を覚え、部下を持ちマネジメントを覚え、人材育成を覚え…と組織の上に立つため…

社内で決裁をもらうための書類づくりについて、前職のマネージャーが教えてくれたこと

総務ですもの、社内の書類をたくさんつくります。 今日も災害時の安否確認システムの稟議書をつくりました。 (稟議ってアホくさい、そもそも無駄だ、という議論はちょっと置いておいて…) 決裁を求めるための書類をつくる際に、いつも思い出すのは前職のマ…

ひとが生きている会社、生活者としての社員、社員の人生

とある部門長とその部門メンバーへの面談を引き続き行っています。 今日は、部門のベテラン。社内でもベテランのメンバーでした。 今回のインタビューのテーマは「これから」です。そのメンバーとは自然に定年退職の話題になりました。そうか、もうそんなこ…

ヒーローインタビューは人を勇気づけます

とある部門長と一緒に、その部門のメンバーに個別面談をしています。 部門長とわたしと本人の3人。 呼ばれて部屋に入ると、人事のわたしがいるので最初は「何事か??」とギョッとされます(笑)。人事の人ってそういうものですよね。 インタビューのテーマ…

生産性を最優先にする価値観の誕生を阻むもの

年明けの業務というのはちょっとゆったりしている感じがありますが、実はそんなことはありません。 月末までの日数が少ないので逆算するといろいろと進めておかなくてはいけません。 社内は出社2日めからフルスロットルです。 年始がゆっくりしいているよう…

新人営業のAさん

Web求人媒体の営業Aさん。 こちらの会社さんとはわりと長い付き合いです。 数年前に新卒の女性営業のTさんが飛び込みでやってきて、そこからのお付き合い。 実際に利用させてもらったり、他のサービスを紹介してもらったり。 Tさんは、のちに媒体の編集長→営…

がっぷり取り組んでいる日々。まさに総務人事の日々

怒涛の年末にもつれ込んでいます。 「これは本来業務ではないのでは?」「そこまでやらなくてもいいのでは?」と思えることもあります。しかし、できるだけ自分の仕事のウイングは広げていきたいのです。 ・採用業務 ふたつの大きな案件が進んでいます。 難…

人材紹介会社さんに求めるもの。人材コンサルタントを名乗るのなら。

人材紹介屋さんの若者。最近一緒に仕事をするようになりました。 未熟ですが、いつもベストを尽くしてくれます。 今回、彼が紹介してくれた候補者さんはご経験、スキル、野心がなかなかよろしいです。 そろそろ給与の交渉なのですが、候補者さんは以下のよう…

年度末を見越して考え始める

総務と人事の季節は早いです。 12月の声を聞けば、年末年始を通り越して来年度を意識します。 (会社の年末年始のあれこれの手配は11月にとっくに終わっています)。 今期業績の落ち着きどころを予想しながら、各種人事施策についてあれこれと考えています。…

マルチタスク、皿回しのような日々。

それはそれはバタバタしていました。 ・タスク数が多い採用案件。ただでさえタスクが多いのに今回はコミュニケーションの量が多い。社内も社外も。そしてコミュニケーションの量が多いのは判断が難しいから。難しい上に量が多いのです。 ・人事評価の集計。…

採用業務が並行して進行中。過去の進め方は通用しない。

採用業務は続くよ、いつまでも。 重なっていた採用案件、3件のうち1件が解決しました。12月1日に入社です。 もう1件は、こちらからの意思表示をしたのであとは回答を待つ状況。こちらが提示した条件は、あちらの想定よりもよかったようです。あとはご家族と…

会社のハウスルールを決める作業

総務の仕事でわりと好きなことのひとつに「ルールづくり」があります。 設備や施設、システムには必ず仕様があります。もちろん、人間に何の負荷なく作業できればベストなのですが、仕様のカベで人間の方が運用でカバーしないといけないことがだいたい発生し…

人事担当のキャラの使い分け

大詰めの人材採用の案件があります。 役員面接も終わりました。あとは条件の相談。 毎回毎回、採用の仕事はとても不思議な感じがします。 昨日まであちら側にいた人が、急にうちのメンバーになるわけです。 このジャンプについていけないことがあります。 し…

社外人材育成担当者という立ち位置を目指す

弊社のような規模の企業には、出入りの営業さんにベテラン腕利きの方が担当になることは少ないです。だって弊社からの売上は年間100万円にもならないです。そりゃ仕方ないです。 当然、弊社にいらっしゃるのは若手、新人の方ということになります。 正直に言…

採用の書類選考をするときの気持ち

採用の仕事が進んでいます。 お一人おひとりとてもおもしろい経歴をお持ちです。 いろいろな人たちが働いているのだなあ、と感じます。いつも思うのですがこういう方たちをわたしごときが評価することにとても戸惑いを感じることがあります。 採・不採を判断…

役所のウェブサイトで立ち尽くしてしまいました。

とある申請手続を調べるために■■省のウェブサイトへ。 補助金が出る政府認定の民間サービスというのがよくあります。 社内でその制度を使いたいメンバーがいるため、どの事業者のサービスがその対象なのか調べようと考えました。 そして、■■省のウェブサイト…

総務で最も夢と希望がある仕事

総務人事の仕事は地味ですが、夢と希望にあふれた仕事もあります。 採用や人材開発などもそうですが、一番胸が高鳴るのがオフィス移転の仕事ではないでしょうか。 現在、具体的な計画はないものの、不動産屋さんと定期的に情報交換をしています。 条件に合い…

さらばWindows7…。

いよいよ、会社のPCが壊れ始めました。Windows7。 ネットの評価をみるともともとデキが良い方ではないマシンだったようですが、この1年でボロが出てきました。 いよいよ買い替えです。70台。 さらばWindows7、Windows10への旅立ち。 いったいいくらかかるん…

日頃の仕事の低品質がトラブルを呼ぶ典型的な例

派遣会社さん。とてもありがたい存在です。 その是非をいろいろと言われることがありますが、人材を見つけてくる能力は本当に信頼できます。 なのですが、現在ちょっとモメています。 弊社に来ているスタッフさんと派遣会社さんの間です。そのせいでスタッフ…

法人契約の力

会社で使っているスマートフォンを機種変更。 本日発売のXperia。かっこいい。 全額一括で支払いました。 会社の電話回線と携帯電話がすべてそのキャリアだったので数十万ポイントがたまっていたのです。こういうとき、法人契約ってすごい威力ですよね。

プライバシーマーク作業は続く。

昨年、プライバシーマークの更新があり、無事に終了しました。 ということは来年、プライバシーマークの更新ということです。 なんだか年がら年中プライバシーマークのメンテンスをしているような気がしてきます。 しかし「年がら年中プライバシーマークのメ…

産休・育休の人がいることが当たり前にはなってきたけど。

弊社でも、産休・育休の人がいることがすっかりふつうのことになってきました。 ようやく、という感じです。 長時間労働、深夜までの労働があたり前の業界でしたが、だんだんと是正されているように感じます。 ただ、その状況にまだ人間の方がついていけてい…

社員のライフイベント、そのとき大切にすること

数十人が働いている会社ですから、それなりにいろいろあります。 ライフステージという言葉があります。 生活の段階ですね。結婚、出産、育児、介護、病気などの人生のできごとです。女性が影響を受けやすいと言われていますが、男性が主役になることも当然…

採用を決められない

今日も今日とて採用面接。 わりとご経験の豊富な方。業界の仕事は一通りできるでしょう。いいお客様といい仕事をしてきたことが窺えます。お話の様子も丁寧で温かみがあり、話していて不快な感じがまったくありません。 しかし残念ながら、通過とはなりませ…

採用すればいいってもんじゃない。

社長から指示のあった採用案件。 なんとなく不穏な感じがしていました。人材要件や業務内容などはわりとはっきりしていますからすぐにでも採用に移れそうです。でもなんだかニオイます。現場で見ていることとなんだか矛盾します。 そういうわけで、部門のマ…

人事の人が評価されるとき

人事評価の季節です。 担当の取締役と面談をしました。 人事をやっている方はなんとなく感覚をわかってもらえると思うのですが、自分が作った評価制度で自分を自己評価することにはなんだかズレがあります。自分で評価をしていると、作った自分がものすごく…